タイTHAILAND:バンコクBANGKOK2006 DECEMBER
公園を出るとちょうど通勤時間らしく、地下鉄から出てきた人達が足早に歩いて行きます。 そして、どんどん道路を渡って行きます。 なぜなら、バンコクには、歩行者用の信号機があっても電気がついていません。 だから、車が途切れた瞬間に命がけで道路を横断しなければなりません。 チューヅマ(駐在員の妻)N子さんは、「この国では、道を歩いている人のことなんか考えていないのよ。道を歩くなら、死なないように頑張れってこと。死にたくなければ、車に乗りなさい。車を持たない貧乏人の命なんてどーでもいいと思っているのよ。最近、やっとスカイウォークとか出来たけど、不便よー。」 まったく、何てぇ国だ!
そこで、LL階の【パビリオン】のインターナショナルビュッフェに行きました。
「土曜日にチャトチャックに行きたいんだけど・・・。」と、言うと 「じゃあ、金曜日 の午前中に行きましょう。バイヤーが買い付けに来る日だから、全部のお店は開いてないんだけど、人も少ないし、車も入れるから楽よ。 本当は、チャトチャックだけは付き合わないことにしているんだけど、おばさま(母)のリクエストですから、お供します。」と、連れて 来てくれました。 確かに閉まっているお店もありますが、充分満足できます。 と、いうよりも買い物好きの母に付き合わさせられる私達には、この程度で充分限界です。
ちょうど昼時だったので、大混雑。食べ終わりそうな人のそばで待って、席を立ったらすぐに座る。 暑い中、席取り合戦です。やっと、空席を確保して、運ばれてきた“カオマンガイ”を食べました。 《ハッピーハッピーバンコク》の記者が「ここより美味しいカオマンガイは、ない!」と記述するだけあって、確かに美味しい。シンガポ−ルのチキンライスと似ているけど、ソースがタイ風なのでちょっと違います。 しかし、冬瓜のスープは、胡椒が効き過ぎていて、少々からい。 チャトチャックで汗をかいたので、塩分補給にはなったけど、母にはきつかったみたい。 私もスープは、飲み残してしまいました。 「明日は、私がよく行くカオマンガイ屋に行きましょう。食べ比べてみて。」 少々、濃い味の昼食だったし、冷房のない店内で汗をかいたので、涼しい場所でお茶することにしました。 このカオマンガイ屋の向かい側、プラトナームショッピングセンター内3階にあるカフェは、日本人が経営しています。N子さんは、バンコクでそこそこまともなコーヒーが飲める店として、時々利用しているそうです。
スクンビットのSoi1にあるのですが、「まだあんまり知られていないから、日本人観光客は、来ないわよー。ここは、日本人オーナーの姪が運営しているから綺麗だし、マッサージの腕もサービスも悪くないの。教えてあげた人にも評判がいいのよ。」 たしかに2時間で450Bなのに雰囲気も抜群。 一人ずつカーテンで仕切られ、リラックスできます。 比較的若い女性がマッサージしてくれるのですが、「サバーイ!」 カタコトの日本語で「イタイデスカ?ダイジョウブ?」と、聞いてくれます。 「チップは、50Bね。」「決まってるの?」 「私が決めたの。」「・・・。」 「勝手に100Bとかあげられると、あとから行く人に迷惑がかかるから。」「そうなんだ。」 「最近、スクンビットにあるワット・ポーの支店は、「チップは、100B下さい。」って要求するのよ!日本人観光客が高額のチップを渡すから、それに慣れちゃって。とんでもないわ!」 なーるほど。チップという習慣に慣れていないし、“相場”がわからないから仕方ないですよね。 ホテルに戻って、N子さんも一緒にラウンジでアフタヌーンティ。 着替えに部屋に戻っている間にカクテルタイムに突入。軽く食べながらビールやワインを飲みまくってしまいました。
【T&K Seafood】 夕食は、N子さん のご主人と合流して、中華街にあるシーフードレストランに行きました。 ここも私のリクエスト。N子さん 夫婦は、初めてです。 看板があまり目立たず、少々わかりにくい気もしたのですが、緑色のTシャツを着たスタッフが大勢働いている活気のあるお店です。道路沿いでじゃんじゃん調理していました。 お客も多く、路上にはみ出したテーブルも満席。私達は、冷房の効いた店内の2階へ行きました。 メニューは、写真付きでわかりやすい。この店は、シーフードのバーベキューが美味しいです。 「繁盛店じゃないと、新鮮じゃないから危ない(お腹を壊す)のよね。でも、ここはお客がいっぱいだから大丈夫そうね。」
とにかく、食べまくってお腹いっぱい(フカヒレスープを一人ひとつづつ注文したのは、失敗だった)。大満足の夕食でした。 N子さん夫婦にも、「安くて美味しい店を教えてくれて、ありがとう。」と感謝されました。 こうして2日目は、終了。 マッサ−ジのお陰で、私は元気。本当は、夜の街パッポンに遊び(見学)に行きたかったのですが、「あそこは、あんまり好きじゃない。」と、母に却下されてしまいました。確かに、女二人で10時過ぎにうろうろするのは、危険かも?
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最終更新日:2009/08/16