台北Taipeiー高雄Takao: 2005 APRIL
2日目: 今日は、夜の便で高雄に移動する日です。 朝食は、ホテルのバイキングをいただきました。 禁煙ラウンジと喫煙ラウンジが分かれているので、気持ちよく食べられます。 料理も結構充実していて美味しいし、オムレツを焼いてくれるシェフもいます。 デザートのプリンまであって、大満足の朝食でした。
上司の希望で【国立故宮博物館】に行くことになりました。 去年、仕事の関係で知り合った台湾在住の人がホテルまで迎えに来てくれたので、ホテルをチェックアウトして、荷物をフロントに預けて一緒に行きました。 ホテルから故宮博物館までは、タクシーで20分くらいです。 今年1月にも訪れたのですが、その時はツアーだったのでじっくり見学できませんでした。 今回は、日本語解説が聞けるイヤホーンを借りて一つ一つの展示物を見学しました。 現在、故宮博物館は工事中なので展示スペース3分の1程度です。 午前中は、見学者が多いので、ゆっくり見たいなら、午後からがいいでしょう。
改装中の故宮博物館の敷地内で食事ができる場所は、レストランと図書文献館のコーヒーショップです。 私はレストランに行きましょうと懇願したのですが、上司の「メンドクサイ。何でもいいじゃん!」の一言で、図書文献館のカフェの“シーフードドリア”を食べさせられることになりました。 このカフェには、他にサンドイッチとスパゲティがあったけど、あんまり美味しそうではなかったです。 『台湾での貴重な一食がこんな形で終わってしまうなんて・・・。』マジで泣きそうでした。
出てきた料理が想像以上に不味かったので、“食”に無頓着(寛容)な上司もさすがにビックリ。 「なんでこんなに不味いんだろう。やっぱり、中華料理にすればよかったなー。」だってぇー。 だから、言ったのにー!私に与えた苦痛に対して慰謝料を請求したい気分でした。
昼食を挟んで、解説を聞きながらゆっくり見学していたら4時間くらいかかりました。
故宮博物館から街中に戻る途中に【圓山大飯店】があります。立ち寄って、お茶することにしました。 【圓山大飯店】は、蒋介石夫人・宋 美麗の命令で台北市内を見下ろす小高い丘の上に建てられた絢爛豪華なホテルです。 かつては、迎賓館のような役割をしていて毎夜、美麗夫人による晩餐会が開かれていたそうです。 今では一般に開放され、観光客も宿泊が可能になりましたが、20年ぐらい前までは、特別な身分の人しか宿泊できなかったそうです。 まさに宮殿のような煌びやかなホテルのロビーラウンジで、伝統的な楽器の演奏を聴きながらいただいたコーラは、一際ゴージャスな味がしました。v(^0^)v
台北の街中を通っていると緑が多く、南国ムードいっぱい。 この時期は、清明節といって先祖のお墓参りをするらしく、お休みのお店も多かったです。
夜の便で高雄に行かなくてはならないので、早めに夕食を食べることにしました。 【永和清粥大王】 台湾人の知り合いが連れて行ってくれた場所は、台湾式お粥屋が何件も並ぶ“お粥屋ストリート” その中で、一番大きくてキレイな店に入りました。 とりあえず、席に荷物を置いて、たーくさん並んだおかずの中から、指差して注文します。 言葉が通じなくても食べられるし、一品が安いので、少人数でもいろいろなものが食べられて大満足です。 名前がわからないのですが、カキを煮込んだピリ辛料理とアサリの料理、茄子を炒めた料理、酢豚がお薦めです。 あと、“空心菜(コンシンサイ)”は、後から口頭で注文したら作ってくれました。夢中で食べてしまって、写真を撮り忘れましたが、すっごく美味しかったです。
満腹になったので、ホテルに戻って荷物を持って、国内線の松山空港に向かいました。 予約しておいた飛行機よりも早い便に乗れないかと尋ねましたが、あいにく満席で変更出来ませんでした。
午後9時40分、高雄空港は閑散としていました。 ホテルへはタクシーで向かいました。途中にカタカナで書かれたパチンコ屋の看板を発見。 高雄での宿泊先は、高雄金典酒店 The Splendor Kaohsiung です。 明日からの仕事にむけて、今夜は即、就寝です。
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最終更新日:2009/08/16